いろいろあって群馬県・桐生にたどり着きました。ちょっと散歩してみましょう。
ちなみに今回の内容は外部メディア「トリップノート」でもまとめましたので合わせてどうぞ。
●桐生
「西の西陣、東の桐生」とも言われる織物の町。当時の盛りあがりはもうありませんが、往時をしのぶ工場や建築物が残ります。ひもかわうどんでも有名。駅の近くを南北に通る本町通りを基準にして歩くと迷いにくいです。余談ですが以前行ったわたらせ渓谷線鉄道も桐生駅から乗れるので一緒にどうぞ。
桐生駅。わたらせ渓谷や桐生の観光の拠点となります。小さなそば屋と土産屋、コインロッカーあり。レンタサイクルもおいてあるので活用しましょう。
まずは桐生駅から徒歩3分の西桐生駅に移動します。
1928年開業の西桐生駅。国の登録有形文化財に指定されています。
フォトジェニックな駅。
鉄道むすめの1人、上毛電気鉄道駅務員(中央前橋駅勤務)の北原ゆうき。特技は掃除、趣味は野球。ロードバイクにもはまっていて、上毛電気鉄道沿線をよく走ります。ほうきで素振りをして叱られる問題児。
上毛電気鉄道の車両。自転車を乗り入れても良いのが特徴。これに乗って5分のところにある天王宿駅に移動します。
天王宿駅。
●明治桐生館
群馬県桐生市相生町2-414-6、天王宿駅から徒歩5分。見学料150円。
1878年に群馬県衛生所として建てられ、重要文化財に指定されています。9:00〜17:00見学可能。月曜日、祝日の翌日休み。
2階はベランダを使ってのみ各部屋に移動できるという少し変わった作りをしています。
コーヒーとフリッターを朝食として食べます。これで500円。
次は富士山に登りに行きます。
●富士山
天王宿駅のとなり、富士山下駅からすぐ。あるいは天王宿駅から徒歩10分。富士山と書いて「ふじやま」と読みます。富士信仰(江戸時代後期以降、富士山に行けない人が富士山に見立てた)の対象になった山で、山頂には浅間神社もあります。標高160メートル、片道10分と、本物の富士山より登頂難度は(とても)低いです。
詳細に関しては外部メディア「トラベルjpたびねす」でも記事を書きましたので確認してみてくださいね。
詳細に関しては外部メディア「トラベルjpたびねす」でも記事を書きましたので確認してみてくださいね。
登山口。
登山口から歩いて5秒。1合目です。
登山口から歩いて1分。ようやく7合目にたどり着きます。
7合目から後ろをふり返ります。まだ登山口や富士山下駅が見えます。急いで降りれば富士山下駅に停まっている電車に間に合いそうですね。
読めないけど何か書いてあります。解読しているブログがあるので各自調べてみてください。ここには載せません(人のブログの内容をそのままパクるのはちょっとずるいので)。
展望台。山頂まではあと1分くらいです。
展望台にある浅間神社。
9合目。展望台へ行かずに、手前で右に折れるルートで進まないと発見できません。
山頂。ほこらがあります。
富士山(標高163m)。
上毛電気鉄道では唯一の電鈴式の踏切の警音器。電子音ではなく物理的に金属のベルを鳴らしています。確かに聞きなれない音です。
動画にしてみたのでお聞きください。
●赤岩橋
富士山下駅のすぐ手前。初代は1903年に作られます。現役の2台目は1941年に作られました。
電車が通ったら良い感じですが、私はそこまで待ちません。橋の向こう側から富士山と電車と赤岩橋を1枚の写真に収めたら素敵だと思うので誰かやってください(他力本願)。
富士山下駅。勘違いした外国人がたまに来るらしいです。かわいそうですね。
さて、一度西桐生駅に戻って桐生の町を歩き回ります。
町の猫出現率はそこそこです。
桐生は味わい深い建物が多いです。印刷の看板よりよっぽどおしゃれですよね。
●美和神社
群馬県桐生市宮元町2-1-1。
崇神天皇(258年あるいは318年没)の時代に大和国(現在の奈良県の一部)の三輪山から分霊したとされる非常に古い神社です。
●桐生西宮神社
美和神社敷地内。えびす総本社である兵庫県西宮市の西宮神社から分霊されました。関東で唯一の西宮神社です。この神社の右を抜けると動物園や遊園地に行けます。
●円満寺
群馬県桐生市西久方町2-13-19。
806年〜810年の大同年間に建てられたとされる真言宗の寺。1898年に火災により焼失し再建されました。
さらに進むと自衛隊のヘリや戦闘機がある広場に出ました。
広場の奥に動物園の入り口がありました。
●桐生が岡動物園
群馬県桐生市宮元町3-8-13。9:00〜16:30開園、無休、無料。
無休で無料の桐生市民の憩いの場。微笑ましくなるクオリティですが、これが近くにあるのはうらやましいです。
何と水族館まで併設。
部屋はこれだけです。
謎の飾りで水槽が見にくいのが逆に微笑ましいです。
遊泳禁止。
シャッターチャンスを作ってくれるペンギンたち。
ライオン。完全にキバを抜かれている感じがかわいいです。以下、オリにピントが合っているためボケている写真になります。
鎖にじゃれるオスライオン。
おもちゃで遊ぶオスライオン。
メスが尻尾にじゃれてきて逃げるオスライオン。
じゃれるのやめろにゃ、とメスに頭をすりつけるオスライオン。
何だかむかつく看板。
写真がアレですが象もいました。
全体的に古びていて、子供のころ連れて行ってもらった記憶の中の動物園という雰囲気です。全体的に古くてゆるい雰囲気ですが、その分上野動物園など一流の動物園より落ちついて見れました。これが近所にある桐生市民がうらやましいですね(2回目)。
さて、そろそろ次に行きましょう。
●桐生が岡遊園地
群馬県桐生市宮元町4-1-1。入園料無料(乗り物代大人200円、子供100円)、3月〜10月は9:30〜17:00、それ以外は30分早く閉園。基本的に火曜日休み(HPで要確認)。
子供の頃の記憶の中のようなレトロな遊園地。上野の遊園地も閉鎖した今、関東では貴重な存在だと思います。
昔どこかで乗ったけどどこかは思いだせないものがところどころにあります。
全体的に昭和テイスト。
お父さんだけ真顔。せっかくの休日も家族サービスで消えていくんですね。
ゲームコーナー。全部50円でした。
今はイオンになってしまったローカルなスーパーのゲームコーナーで幼稚園児の頃遊んだことがあります。