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2019年08月

【柳川編】福岡・佐賀旅行3日目

前日の記事はこちら。

福岡・佐賀旅行3日目です。柳川に行きます。

●柳川
博多駅から地下鉄空港線で5分の天神駅で西鉄天神大牟田線に乗り換え特急(特急料金なし)で50分の柳川駅で下車。
戦国大名蒲池治久が築城し立花氏が城主となった柳川城を中心とする城下町。城は残っていないものの長いお堀が残っています。うなぎやムツゴロウ、ワラスボが名物。

先にいっておくと名物のお堀めぐりは参加しません。37度の炎天下で小舟に乗ると暑さで死ぬからです。

●柳川護国神社
柳川市三橋町高畑323-4。
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●三柱神社
柳川市三橋町高畑323-1。
1783年創建。立花宗茂とその妻、立花誾千代、そして宗茂の養父である立花道雪を祀ります。
誾千代は当時では数少ない女性で家督を継いだ人物。宗茂も西国一の強者として同時代の多くの人物からべた褒めされる超人で、2人そろって数多くの伝説的な逸話を残しています。日本史には出てこないけど小説やゲームなどの創作にはよく出てくる人たちですね。道雪自身も落雷を切り裂いたという伝説と37戦37勝という強さを誇る化け物です。
2005年に放火により拝殿、門、回廊を焼失するという致命的な被害を受け、現在も復興中です。犯人は地元の消防団に所属しており「大火を消してほめられたかった」と語ったといわれます。
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そのため本殿以外は簡素な作りになっています。いつか立花一族にふさわしい立派な姿にもどってほしいですね。

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堀の横を進んでいきます。柳川城周辺までは普通の町並みが続きます。
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めっちゃくちゃ暑い。
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●日吉神社
柳川市板本町7。
1290年に日吉神社を分霊したところから始まりました。
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境内に猿がいました。
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ウサギもいました。
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フラミンゴもいました。近くにはニワトリやインコやハトも飼われています。
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ヤギもいました。動物園かな?

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駅から3キロほど歩いた辺りが一番整備されてにぎわっているエリアになります。時間がなければバスでここまで来ても良いですね。

37度の中3キロほど歩いて疲れてきたのでここで食事にしましょう。

●夜明茶屋
柳川市稲荷町94-1、11:30〜15:00・17:00〜22:00、火曜日休み。
有明海の魚をあつかう鮮魚店で、食事もできます。
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有明海(得)御膳セット3000円。強気の値段設定だけあって、珍しい魚をこれでもかと食べられます。見ての通りおかずに対してご飯が少ないので中盤でご飯がなくなりました。
ワケノシンノス(イソギンチャク)の味噌煮はショキショキとしたゼラチンっぽい食感で、本体は無味。エツ(カタクチイワシ科で絶滅危惧種)南蛮漬は少し生臭いですが普通の小魚の味。海茸(貝の一種)の干物は旨味が強くスルメみたいですが、やわらかくて非常にかみちぎりにくかったです。マジャク(砂に穴を掘って暮らしているシャコの仲間)のからあげは殻がやわらかいエビのような味。ムツゴロウの甘露煮はくずれたことにより原型をとどめていなかったので精神的な意味で食べやすかったです。
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ワラスボとムツゴロウの活け造り。どちらも見た目に反してくせはなくて身もしっかりとしている上に自然な甘みもあっておいしいのですが、鯛と違って頭が軽いので時々こちらを見つめてきます。
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ぺちゃんこなことをのぞけばまともな外観のクチゾコの煮付け。骨をはがしやすくて食べやすいです。味は見た目通り淡白。

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一番にぎわっている辺りを散策してみましょう。

●柳川藩主立花邸御花
柳川市新外町1、9:00〜18:00開館(資料館は17:30閉館)、展示替え中以外無休。
柳川藩主立花家の邸宅。現存する西洋館や松濤園は1910年に造られました。立花家資料館、ホテル、結婚式場、料亭を併設しています。
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迎賓館として使われた西洋館。
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大広間。結婚披露宴仕様の飾りつけがされています。
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立花宗茂が部下に支給した金の兜。
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松濤園。国指定名勝になっています。

●北原白秋生家・記念館
柳川市沖端町55-1、9:00〜17:00開館、年末年始休み、入館料500円。
北原白秋が生まれ育った家(復元)。かつては海産物問屋でしたが、白秋の父の代には酒造業を営み、柳川でも最大の規模だったといわれます。結局は大火で全焼したすえに没落してしまうのですが……。
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●旧戸島家住宅
柳川市鬼童町49-3、9:00〜17:00開館、火曜日(火曜日が祝日の場合翌日)・年末年始休み、入館料100円(北原白秋生家の入館チケットで無料化)。
柳川藩士で中老の吉田兼儔が隠居のために建てた住宅。後に主人である立花家に献上されました。
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●Café & GallaryBUNCHUM
柳川市稲荷町14-3、11:00~19:00営業、不定休。
ザッハトルテが名物のカフェ。
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アイスト・モカ(アメリカのシロップと生クリーム入りコーヒー)とザッハトルテ。

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有明海の干満の差で魚を取る、くもで網。


列車みたいに連結しながら帰るお堀めぐりの舟。

これで3日目は終わりです。



続きの記事はこちら。

【相島編】福岡・佐賀旅行2日目

前日の記事はこちら。

福岡旅行2日目です。

相島に行きます。

●相島
博多駅から鹿児島本線で20分の福工大前駅下車、駅前からコミュニティバスで17分の相島渡船場下車、渡船場からフェリーで17分(今回は6:42の列車、7:13のバス、7:50のフェリーを使用しました。コミュニティバスは100円、フェリーは460円です)。

周囲8キロの小さな島。島の位置の関係上、朝鮮通信使が寄港する拠点になっていた歴史を持ちます。釣り場として知られる他、猫の島としても世界的に有名。

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島が見えてきました。

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上陸します。

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天国かな?

小柄でやせた子が多くお世辞にも生育環境は良くありませんが、致命的に不健康そうな子は見あたりませんでした。猫島として有名な田代島と比べて猫密度はあと一歩およびませんが、人懐っこくて周りの猫と仲が良い子が多かったため、なごやかな雰囲気です。

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渡船場近くの若宮神社。
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朝鮮通信使用の水をくんでいた井戸。

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古墳があると聞いたので島の東側に歩いていきましょう。

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暑くなってきて日陰に避難する猫たち。

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獣道がありました。古墳はこの先でしょうか。

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結論からいうと、少し先にこのような道があるので、獣道ではなくここを進みましょう。獣道を通ると朝鮮通信使関連墓地(後述)に、この道を通ると古墳に出ますが、先でつながっています。

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さて、そんなことを知らない当時の私が獣道を進んでいくと、見晴らしの良いところに出ました。

さらに進むと朝鮮通信使墓地の看板がありました。

●朝鮮通信使関連墓地
1719年に発生した、朝鮮通信使来日準備中に海難事故に会った方の墓地。事故発生日である享保4年7月24日の日付が書かれた暮石、人骨、寛永通宝が発見されました。
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石碑もありました。

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墓地を抜けると古墳群がありました。ここでようやく、無意味に血路を通ってきたことに気づきます。

●相島積石塚群
日本を代表する積石塚群(石の古墳)で、254もの古墳が残ります。4世紀末〜6世紀にかけて造られました。
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相島南塚(142号墳)。竪穴式石室で、5世紀のものと思われます。保存状態が最も良い古墳ですが、盗掘にあっており天井石はなくなっています。
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相島大塚(120号墳)。全長20メートルの前方後円墳。盗掘と石材の抜き取りのため破損していましたが復元されました。
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相島大塚(120号墳)。
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相島北塚(1号墳)。直径8メートルほどの円墳で、内部は横穴式石室。
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相島北塚(1号墳)。

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このあと島でよくある「港の反対側の移動するためだけに作られた何もない道」を少し進んだのですが、思ったより距離がありそうな上に猫も建物もないので引き返します。

引き返すついでに古墳近くにある神社に寄ります。

●剣神社
情報がないためよく分からない神社。3分ほど獣道を進めばたどり着きます。
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階段の横につりさげられた木片に「剣神社」と書かれていることから、この先に神社があることが分かります。ちなみに階段のあとはまた細い獣道。「この世は無情……」と思いながら通りました。
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クモの巣が幾重にもふさいでいましたが、先の神社は放置された様子もなくきれいでした。人が立ち入った形跡がない神社がきれいなの怖いですよね。
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鳥居周辺。人がしばらく通っていないレベルの雑草の生え方。

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港までもどってきました。

●丸山食堂
糟屋郡新宮町大字相島1382-2、10:00〜17:00営業、水・第4木曜日休み。
島の魚が食べられる食堂。土産屋も併設。
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刺身定食1260円。身がしっかりとしていました。

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まだ物足りない感もありますが、これを逃すと16:00の便が来るまで36度の猛暑の中取り残されることになるので13:50の便で大人しく帰ります。

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本土の発着所で休んでいたらもみくちゃにされる猫。

ホテルで休んだあとは夕食に向かいます。アイスとエナジードリンクを摂取して5時間眠ったので元気いっぱいです(←時間の無駄遣い)。

●笑楽(博多駅店)
福岡市博多区中央街1-1JR博多シティアミュプラザ博多10階、11:00〜15:00、16:00〜23:00営業、無休(休日は夜の閉店が1時間延長)。
博多で展開するもつ鍋チェーン店。
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もつ鍋しょうゆ味1400円+丸腸800円。沸騰した時に目を離していてスープがドチャクソに吹きこぼれたので笑いました。味は想像通りですが臭みがなくて出汁も効いてて旨いです。しょうゆなのに甘めなのは九州だからでしょうか。
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締めのちゃんぽん麺300円。

初めは「もつ鍋が1400円?意外と安いやん」と思っていたのですが丸腸やちゃんぽん麺やお通しを合わせて合計2800円になったのでもう一度笑いました。

これで2日目は終わりです。



続きの記事はこちら。

【太宰府編】福岡・佐賀旅行1日目

福岡に行ってきました。後半は佐賀へも寄ります。

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にぎわう博多駅。九州一の大都市の駅ながら、東京、大阪、名古屋、京都などと比べるとかなり小さく、その分使いやすい印象。

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駅前の風景。

まずは太宰府にバスで移動します。バスターミナルは屋内で、寒くも暑くもない上に案内が洗練されていて使いやすいです。本数もそこそこで、お盆にも関わらず京都のようにパンクしていないのも好印象。

●太宰府天満宮
太宰府市宰府4-7-1、博多駅バスターミナル11番から45分くらい(600円)。
919年創建。天神様(菅原道真)を祀っている天満宮の総本社。北野天満宮、防府天満宮と合わせて三天神と呼ばれます。

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今回は使わなかった太宰府駅。

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土産屋が並ぶ参道。混んではいるけど激混みというほどではなく散策はしやすいです。観光地にだけ出現するチェーン店、どんぐりの森(ジブリショップ)、杉養蜂園、いしころ館もありますよ。

お昼時なので何か食べましょう。

●やす武
太宰府市宰府2-7-16、11:00〜16:30営業、木曜日休み。
太宰府名物の梅ヶ枝餅も提供するそば屋。そこそこキャパシティがあり手際もいいので回転率は高め。
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天ざるそば1700円。歯ごたえがあり香りのいいそばと、衣がうすくてさくっとした天ぷら。

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太宰府に入ります。
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菅原道真が亡くなった時、門弟の味酒安行が牛車に遺体を乗せて運んでいたところ、牛が伏せて動かなくなり、それを菅原道真の意思と判断した味酒がそこに墓を建てたという話が伝わっています。
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麒麟と鷽。1852年奉納の県指定文化財。
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手水舎。宝満山から切り出された一枚岩で作られました。井戸水を組みあげており、近くの水道から飲むこともできます。やわらかくて飲みやすいです。
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菅原道真を祀る本殿。重要文化財。
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御神木の飛梅。菅原道真が左遷された時、庭の前の梅が別れをおしんで太宰府まで飛来したとされます。
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大楠。樹齢1000年〜1500年といわれています。高さ39メートル、根周り20メートル。天然記念物指定。
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夫婦楠。こちらも同じくらいの樹齢。
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梅の種納め所。天神様が宿るとされる梅の種を粗末にしないよう、食べたあとの種を入れる場所です。
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まだ太宰府天満宮に入ってから30分くらいしか経っていませんが、敷地内の小山田茶店で休憩します。
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抹茶セット550円。菅原道真の飛梅の逸話にちなんだ梅ヶ枝餅と抹茶のセットです。梅ヶ枝餅は一言でいうとあんこ入りのお焼き。
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太宰府観光宣伝隊長の千梅(ちうめ)ちゃん。ゆるキャラっぽさと萌えキャラっぽさが両立した良いデザインですね。

ツイッターではわりと饒舌で、福岡なまりの間延びした口調や「うぷぷーい」「さばら(楳図かずお?)」などの独特な語彙が特徴。一見テンション高めでおバカっぽいけど饒舌で語彙力が高いところは草津温泉観光大使のゆもみちゃんを彷彿とさせます。イラストだとかわいいのですが着ぐるみ状態だとあまりかわいくないのが少し残念。

さて、体力が回復したので先に進みましょう。

●天開稲荷大明神
太宰府市宰府4-7-43。
鎌倉時代に伏見稲荷大社を分霊して建てられました。最強クラスのパワースポットとして女子に人気。
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稲荷神社という映える外観と、参拝が少し大変だけど女子の体力でも難なくいけるという絶妙な難易度、天下の太宰府天満宮のすぐ近くという要素が女子受けの理由かもしれませんね(個人の見解)。
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歩いて10分ほどで本殿。
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13もの鐘があり、自分の干支の鐘を鳴らしたあと奥の鐘を鳴らします。
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本殿すぐ裏の奥の院。

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これは天開稲荷大明神の入り口のすぐ近くのトンネル。
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出たところ。神社へのショートカットのためのトンネルっぽいです。

博多にもどる前に参道の店で休憩していきます。

●珈琲専門店風見鶏
太宰府市宰府3-1-23、9:00〜17:00営業、無休。
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古道具をそろえたりウェイトレスさんの制服がゴスロリ風だったりと、なかなか世界観があざとい店内(ほめてる)。
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アイスコーヒーとシンプルで優しい味のショートケーキ。

日も暮れてきたので博多にもどります。今回の宿泊場所はこちらです。

●博多グリーンホテル1号館
福岡市博多区博多駅中央街4-4、駅の近くで、コンビニもすぐ下にあるので便利です。高級感と清潔感もそれなりにあります。
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コンセントがベッド周辺に4つもあるのが優秀。黒が基調なのと、全体的に作りつけっぽい雰囲気がビジネスホテルというよりカラオケボックスっぽさをかもしだしています。

暑さで力つきて目を覚ましたら夜9時でした。晩ご飯食べにいきましょう。

博多駅から電車で7分ほどかけて天神駅へ移動します。

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天神駅周辺にはぽつぽつと屋台が建っています。

●与作
福岡市中央区天神2-14付近。
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ラーメン500円。くせのない優しい豚骨ラーメン。
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おでん(1個130円)。

見た目は入りづらいですが入ってしまえば心地いい空間ですね。

1日目はこれで終わりです。

続きの記事はこちら。
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