■宣伝■
メディア掲載について↓
●旅行ガイドメディア「トラベルjp」に寄稿しています
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/48397393.html

●旅行マガジン&ガイドブック「トリップノート」に寄稿しています
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/48986208.html

●「note」でも記事を書いています
https://note.mu/ninfea85iri

●「マイナビ学生の窓口」の記事に取材協力しました
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/51229138.html

●インバウンド旅行者向けメディア「trip101」へ写真提供しました
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/57423480.html

●フリーゲーム『ヨミクニサン』を制作しました。
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/55575421.html

■今まで訪れた場所リスト(調べる場所が決まっている場合こちらから)■
http://85irimusume.doorblog.jp/archives/50407619.html

2019年11月

静岡県・天竜浜名湖線の沿線をめぐる

今回は天竜浜名湖線に乗ってきたので軽くまとめます。

●天竜浜名湖線
通称は天浜線。掛川駅から新所原駅にかけ、39駅、68キロに渡る長いローカル線。1937年開通で、1929年に開通し1936年に廃線となった光明電気鉄道のトンネルを転用するなど、敷地内に現役で使われている登録有形文化財が複数存在します。
PB235822
関東方面から訪れた場合に出発地点となる掛川駅。
PB235823
PB235824
PB235825
1両編成の気動車。
PB235827
1750円で全区間の一日乗車券を購入。施設の入場券つきなど、いくつか種類があるので必要なものを選びましょう。
PB235826
おまけで周囲の神社用の御朱印帳か沿線のグルメガイドをもらえます。

PB235863
日本家屋みたいな遠江一宮駅。1940年建設の登録有形文化財。アングルが少しおかしいのは太陽が絶妙な位置にあって避けないといけないためです。
PB235864
PB235865
ベンチは建設当初のものです。
PB235828
ちなみに、日曜日、祝日、行楽シーズンは駅前から小国神社送迎バスが出ます(1時間に1本程度)。時刻表はこのあとの公式HPから確認してください。行楽シーズンかどうかの判断は難しいので、神社に直接問い合わせお願いします。今回、本来はバスが存在しない土曜日に訪れたのですが、紅葉による行楽シーズンだったためバスが出ていました。

今回は、第1便である9:30のバスに乗ります。

●小國神社
公式HP:http://www.okunijinja.or.jp
周智郡森町一宮3956-1、遠江一宮駅から徒歩50分、または送迎バスで10分。555年創建と伝わる神社。大国主命を祀ります。

次の予定の関係上、10:10発の遠江一宮駅行きバスに乗りたいのでサクサクっとまわりましょう。

PB235829
PB235830
PB235831
PB235840
八王子社。
PB235834
本社に願かけをして「事のままに待ち」心願成就すれば池に鯉を放つことから名づけられた事待池。池の水をいぼにつけると取れるという話もあります。
PB235836
PB235838
PB235844
樹齢1,000年の御神木。残念ながら1972年に倒れました。
PB235846
PB235848
徳川家康が参拝時に休息したとされる立あがり石。
PB235849
拝殿。
PB235850
PB235851
PB235854
PB235855
PB235857
PB235858
PB235859
日光が強すぎて真っ白になっていますね。
PB235861

本当に参拝するだけなら15分、敷地内をざっくり散策するとプラス10分、紅葉散策でさらにプラス10分、参拝路の店も合わせると1時間くらいの所要だと思います。

もう少し紅葉を見て参拝路で一服しても良かったのですが、10:10の次が11:15で、待っていると午前中が小国神社だけで終わってしまうので次に行きましょう。天竜浜名湖線の乗車ににこだわらない場合、車でまわっても良いかもしれないですね。ただ、駐車スペースが900台もあるわりに午前中でだいぶ埋まってきていたので、行楽シーズンは注意かもしれません。

PB235922
1940年に建てられ登録有形文化財となっている天竜二俣駅。
PB235920
PB235866
天竜二俣駅では、10:50、13:50(休日のみ)に40分ほどの転車台見学ツアーが開催されます。天竜浜名湖線の利用者は250円、利用せずきた人は350円です。
PB235869
駅のプラットホームが途中で高くなっているのは、現代の車両に合わせてかさ上げしているためです。プラットホーム右側の低い部分にはとまりません。
PB235923
PB235870
SL用の貯水槽。登録有形文化財で70トンの水をたくわえられます。
PB235873
ツアーに参加すれば転車台や周辺の建物を見学できます。
PB235875
かつて職員が使っていた浴場。
PB235877
現役で使われる洗濯場。
PB235878
PB235880
扇形車庫。
PB235887
PB235889
PB235890
PB235893
ラッピング中。
PB235895
PB235899
PB235882
PB235883
80年間動き続ける転車台。古いせいで少し動きが悪いそうです。
PB235898

動画でもどうぞ。
PB235900
ツアーの時しか入れない資料館。
PB235903
古い建物を長年使い続けていることが分かる痕跡。
PB235901
PB235902
PB235904
PB235905
PB235906
PB235907
PB235908
PB235909
PB235910
PB235913
250円でなかなか濃厚な内容のツアーでした。

PB235918
天竜浜名湖線はボーカロイドの音街ウナとコラボしており、駅の売店では音街ウナグッズが大量に売られています。

この辺りで昼食です。

●ホームラン軒
天竜二俣駅内(改札外)、11:00〜14:00・17:00〜19:30営業、ただし日曜日は11:00〜14:00のみ、月曜休み。
PB235921
特製しょうゆラーメン750円。シンプルながら出汁が効いていて焦がしネギも香ばしく、細くて少し縮れた麺も小麦の香りがします。スタンダードなしょうゆラーメンでここまでおいしくできるのはすごい。

また別の駅に移動します。

PB235925
遠州森駅。1935年建設の登録有形文化財。
PB235924
PB235926

●森町歴史民俗資料館
周智郡森町森2144、9:30〜16:30開館、無料、月・火曜日、年末年始休み。
1885年建設の周智郡役所を移築した資料館。展示物は、地方の資料館によくある、その地域の古いもののごった煮です。
PB235943
PB235941
PB235927
PB235928
PB235929
PB235932
PB235934
PB235935
PB235936
PB235937
PB235938
PB235939
PB235940
地方の資料館ってイイよね。

PB235944
PB235945
PB235946
資料館のとなりにある蓮華寺。

また気動車に乗って移動します。

PB235947
打って変わって近代的な雰囲気の金指駅。

●竜ヶ岩洞
公式HP:http://www.doukutu.co.jp/index.html
公式モバイル用HP:http://doukutu.co.jp/mobile/
浜松市北区引佐町田畑193、バス停金指駅で15分くらいの竜ヶ岩洞入口で下車、徒歩5分くらい。9:00〜17:00営業、無休、見学料1,000円。
全長1キロの鍾乳洞。東海地方では最大規模。鍾乳洞自体は真面目ですが、昭和感ただようゆるくて独特な雰囲気が特徴。公式HP(モバイルではない方)を見てもらえば分かると思います。
PB235948
バス停金指駅は、駅から3分くらい歩いた静岡銀行の前にあります。駅前や反対の浜松方向へ行くバス停(スーパー「バロー」前)で待たないように注意。
PB235949
PB235950
PB235951
マイナスイオンが出ているところを声高に宣伝したり芸能人が使った顔はめパネルをアピールするところがほほえましいです。
PB235952
PB235953
黄金柱。
PB235954
PB235955
仁王門。
PB235956
猿ケ石。
PB235957
乳石。
PB235958
亀の小滝。
PB235959
三体羅漢。
PB235961
PB235962
PB235963
PB235964
登竜門。せまい。
PB235966
俊吾池。
PB235967
PB235968
PB235969
大広間。
PB235970
びょうぶ岩。
PB235971
PB235972
竜の抜け穴。
PB235973
PB235974
マリア観音。
PB235976
長寿の泉。
PB235978
PB235979
黄金の大滝。
PB235981
PB235982
地底の滝としては日本最大クラス。
PB235983
流れ石(フローストーン)。有機的でちょっとキモいですね。
PB235984
水神様。
PB235985
鳳凰の間。
PB235986
シャンデリアの間。同じような写真ばかり撮っちゃうな。

以上です。B級っぽい雰囲気とは裏腹になかなか楽しめました。

PB235987
すぐ外にあった電飾土蛍。イルミネーション電飾でプラネタリウムみたいになっていて、B級感満点。こうでなくっちゃ。
PB235989
PB235988
日本一の顔ハメとうたっておいて、進むとこれがおいてあるの最高ですね(ほめています)。

ゆっくりまわってお土産も見て1時間弱くらいの規模でした。

PB235991
金指駅にもどります。暗くなって無駄に怪しげな雰囲気をかもし出す給水塔。登録有形文化財です。
暗いですがもうひとがんばりです。

●かとれあ
浜名湖佐久米駅内(改札外)。8:30〜19:00営業、水曜日休みのカフェ。
PB235995
PB235996
980円のハンバーグカレー。
PB235998
ケーキセット750円。
PB235999
浜名湖佐久米駅。冬は餌づけしたカモメが大量に訪れますが夜なので見えず。


PB236001
新所原駅。

これで天竜浜名湖線観光は終わりです。



●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●
・同じく古くて貧乏なローカル線、千葉県の銚子電鉄へ行く。

・同じく歴史あるローカル線、群馬県わたらせ渓谷鉄道へ行く。


滋賀県・近江八幡を歩く

滋賀県・近江八幡を歩いてきたのでまとめます。

●近江八幡
八幡山城跡のふもとへの古い町並みへは、近江八幡駅からバスまたはタクシーで10分。
豊臣秀次の城下町を元に発展してきた商業都市。近江商人で有名。八幡堀のある古い町並みにヴォーリズの設計した洋風建築が点在しています。

移動やらで昼近くなってしまったので、まずは何か食べましょう。

●浜ぐら
近江八幡市大杉町24、11:00~15:00(ラストオーダ)、水曜日休み。
近江牛を食べられる店。高額なすき焼きから安価などんぶりやコロッケまであつかっています。
PB095641
堀のすぐ横にあります。
PB095649
赤の他人丼1,600円。滋賀名物の赤こんにゃくもついています。
PB095648
どんぶりにも彩りとして刻んだ赤こんにゃくがはいっていますね。

PB095644
PB095645
PB095646
紅葉しかけている八幡堀。

●日牟禮八幡宮
公式HP:http://www5d.biglobe.ne.jp/~him8man/
近江八幡市宮内町257、9:00~17:00拝観可能。
平安時代創建(伝記では131年)。誉田別尊・息長足姫尊・比売神を祭神としています。近江八幡市の名前の由来。
PB095655
PB095656
門の裏。コミカルでかわいい。
PB095657
ボールを投げてもらうためにご主人のところに持ってくるペットの表情をしている。
PB095658
拝殿。
PB095659
行事に使う引きずり松明とふり松明。
PB095661
本殿。背後に拝殿があってこれ以上下がれないため引きの写真はありません。
PB095662
敷地内にある天満宮。

PB095664
水郷めぐりもできますが、寒いのでパスします。
PB095665
メインストリートにある日牟禮八幡宮の鳥居。

●白雲館
近江八幡市為心町元9-1、9:00~17:00開館、無休。
1877年に建てられた学校。現在は観光案内所兼土産屋として機能しています。
PB095667
擬洋風建造物いいですよね。内部はきれいになっており面影はありません。

PB095668
古い町並み。

●中島多吉商店
公式HP:http://nakajimatakichi.com/
近江八幡市為心町元22、9:00~18:00営業(冬季は1時間早くクローズ)、火曜日休み。
明治時代創業、近江八幡に店を構えてから100年を数える古道具屋。
PB095670
安価に古道具やアンティークが手に入ります。

●尾賀商店
公式HP:http://www.oga-showten.com/index.html
近江八幡市永原町中12、11:30~18:00営業、火・金曜日休み。
150年前の古民家で、戦前は砂糖問屋、戦後は履物の卸をしていました。古道具や古本をあつかっている他、コーヒーを飲めます。
BlogPaint
PB095673
とてもかわいい扉。店内のコーヒーを飲めるスペースがとても良い雰囲気だったので次回ここで休憩したいですね。
PB095674
店の前にあった謎の物体。

PB095675
碁盤の目のように区画が整理された町並み。

PB095676
毎年「BIWAKOビエンナーレ」という国際芸術祭が開かれ、屋外に現代アートが出現します。

●旧ヴォーリズ住宅(ヴォーリズ記念館、一柳記念館)
近江八幡市慈恩寺町元11、10:00~16:00開館(予約しないと入れません)、月・祝日休み+12月15日~1月15日休み+不定休、入館料300円。
アメリカの建築家であり近くにある近江兄弟社創業者であるヴォーリズの自邸。今は博物館として機能しています。
PB095678
予約していなかったので外観のみ。

PB095680
また堀周辺にもどってきました。近江八幡はそこまで広くはありませんが、碁盤の目のようになっているので、適当に歩くと同じところにもどってきてしまいます。
PB095681
堀の横は歩けます。
PB095682
余談ですが「観光地仕様の地味な色のブルーシート」ってないんですかね。コンビニみたいに。

●近江八幡教会
公式HP:https://www.hachimankyoukai.com/
近江八幡市為心町1。
かつてはヴォーリズが設計した教会が建っていましたが焼失し、1983年に一粒社ヴォーリズ建築事務所が再建しました。
PB095684

●旧八幡郵便局
近江八幡市仲屋町中8、10:00~16:30開館、火曜日休み+不定休。
1921年に建てられたヴォーリズ設計の郵便局。
PB095686
かわいい(語彙力ゼロ)。
PB095689
味のある壁。
PB095688
郵便局の裏手。今は跡形もないですが、元はここも屋内のようですね。
PB095690
2階。
PB095691
ヴォーリズの功績が展示されていなかったら廃屋と間違えそう。古びていますがかわいらしい建物です。
PB095693
意味深なイス。

●近江八幡まちや倶楽部
公式HP:http://www.machiya-club.org/
近江八幡市仲屋町21、10:00~16:00開館、火・木曜日休み。
古い建築物の保存や再活用を目指す方々が酒蔵を宿や店舗やレンタルスペースとして再建したもの。
PB095695
PB095696
PB095697
PB095698
PB095699
PB095700
PB095701
奥の方は現代アートの展示スペースになっており有料なので入れませんでしたが、途中まで無料で見学できました。

●酒游舘
近江八幡市仲屋町中7、10:30~17:00営業、火曜日休み。
その名の通り酒蔵を改装したカフェ。
PB095709
PB095702
PB095703
PB095708
PB095707

PB095710
また堀にもどってきてしまった。

PB095712
せっかくもどってきたので八幡山ロープウェイに乗りましょう。

片道500円、往復890円ですが徒歩だと大変なので基本的に往復で買いましょう。15分おきに出ているので便利です。

PB095713
八幡山にはかつて豊臣秀次の建てた八幡城がありました。今は石垣が残っているだけですが、跡地には瑞龍寺があります。
PB095714
PB095715
こうして見ると滋賀って高い建物ないですね。
PB095719
山の展望台にいた猫たち。この子たち、山の頂上付近に住んでて食事や寝床はどうしているんですかね。そこまでみすぼらしくないので寺で保護されているのかもしれません。
PB095721
展望台から望む琵琶湖。
PB095722
PB095723
瑞龍寺。豊臣秀次の母(秀吉の姉)である日秀尼公により1596年に京都に建てられた瑞龍寺が1961年に移築されたもの。切腹させられた秀次を弔うために造られましたが、ハートの絵馬や恋人同士で立つためのハートの足場が作られて甘々な雰囲気をかもし出しています。秀次の立場……。

PB095724
これで近江八幡観光は終わりです。ボリュームがあって雰囲気も良く面白い場所でした。

PB165821
中島多吉商店で戦前の薬袋を手に入れたので部屋に飾りました。3枚で100円でした。



●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●
・彦根に行く?

・木之元に行く?


アクセスカウンター(PV)

    記事を検索する
    タグ絞り込み検索
    月別アーカイブ
    最近のコメント
    ●宣伝●
    タイトル バナー用

    ゆめにっきファンゲーム
    『GOCCO』公式ブログ
    ゆめにっきのファンゲームを制作させて頂きました。 「ゆめにっき」という単語にピンときた方はこちらのリンクからどうぞ。
    スポンサーリンク
    スポンサーリンク
    スポンサーリンク