【四万十川沈下橋編】5泊6日香川徳島高知旅行 5日目
の続きです。

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高知で宿泊したのはウェルカムホテル高知。そこそこ清潔感があり、朝食つきでシングル4980円。駅から徒歩10分ほどありますが都会の真ん中でこの価格はさすがです。

この日は高知駅周辺を歩きます。

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朝の高知駅。コンパクトながら、駅構内の真ん中に立つと土産屋もコインロッカーも改札口も全部目に入る作りになっていて使いやすいです。にぎわっている南口側とバス停のある北口側まですぐ突っ切れるのも良いですね。ただ、県の中心なのに改札や自販機が電子マネー非対応なのはさすが高知です。もし遠方から電子マネーを使ってここに来てしまったら、窓口で事情を説明した上で切符を買い直して、電子マネー対応の駅で記録を消してもらいましょう。

北口のバスターミナル5番乗り場からバスに乗り、桂浜を目指します。

●桂浜
高知駅バスターミナル5番乗り場からバスで40分。
高知駅の南にある浜で、浜に5色の石が打ちあがる景勝地。坂本龍馬像で有名。ただ、実は彼がここに来た正式な記録はないそうです。

ちなみにここについては外部メディア「トラベルjpたびねす」でくわしく書かせて頂きましたので合わせて確認してみてくださいね。

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砂浜の目の前にある桂浜水族館。今回はパス。
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桂浜の龍王岬にある龍王宮。大海津見神(ワダツミ)を祀ります。
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龍王宮のすぐ近くにある早高神社。御祭神などの情報がありませんが、変わった形の神社ですね。
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龍王宮へ続く階段から見る桂浜。きれいですが波が高いので遊泳はできません。
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確かに色取り取りの石が打ちあがっています。
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5色そろいました。
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龍王岬の向かい側にある龍馬像。高さは13.5メートルあり、日本で5番目に大きな銅像です。

坂本龍馬記念館にも行こうと思ったのですが、新館増築にともない休館中なのでパスします。

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高知名物のアイスクリンを食べて帰りのバスを待ちます。アイスクリームよりバタ臭さがなく、少しシャーベットっぽいです。

バスに乗って高知駅方面にもどります。今度は駅ではなく、南はりまや橋でおります。

●はりまや橋
高知市はりまや町1-1-28。
元は播磨屋と櫃屋という2つの店の往来のために、堀川に作られた私設の橋。よさこい節にもその名が登場します。何度か作り直され、堀川も埋められ現在にいたります。現在のはりまや橋と、復元された当時のはりまや橋がそれぞれすぐ横にあります。日本三大がっかりスポット(他は札幌時計台、オランダ坂)の1つ。
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現はりまや橋。ただの大通りですね。
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復元されたはりまや橋。うーん……(ノーコメント)。
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撮影する向きを変えて構図内に猫を入れれば、ある程度がっかり感を隠せます。

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帯屋町の商店街を抜けて次の場所を目指します。チェーンが多いですが、明るくにぎわっています。おしゃれなカフェなど、ちらほらと興味が引かれる店もあります。

●ひろめ市場
高知市追手筋2-5-11。8:00〜23:00営業(日曜日は7:00から)、無休。
飲食店40店舗、土産屋20店舗の入る市場。観光客向けですが、インド家庭料理やラーメン屋、餃子屋などもあります。
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藁焼き鰹のタタキ(塩)の定食を食べます。

席を確保したあと食事を注文し、食べ終わったらそのままにしておくというのがここのやり方。ただ、今回は1人なので事前の席確保ができません。定食を持ったまま10分ほどうろうろして何とか席を見つけました。荷物番がいないのが一人旅の大きな弱点ですね。

●高知城
高知市丸ノ内1-2-1。9:00〜17:00開館。利用料420円。12月26日〜1月1日休み。
関ヶ原の戦いで徳川家康から功績を認められた山内一豊が、手に入れた土地を納めるために建てた城です。天守が現存している12の城の1つで、本丸御殿が日本で唯一完全な形で残ります。
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城の外にある山内一豊像。
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正面入り口となる追手門。1664年の再建で、内部が見えないよう右側にかたよった位置にあります。
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門の横の石垣。エ、シ、ケ、という刻印があります。
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石樋。排水した水が石垣にあたらないよう突き出た形をしており、雨の多い高知ならではの設備です。
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山内一豊の妻、千代の像。夫の出世のきっかけとなる馬がとなりにいます。偉人の妻は悪妻が多い気がしますが(日野富子さんとか)、彼女は権力者の妻とは思えないくらいよくできた人です。
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見えてきました。
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本丸御殿の茶所。茶所は複数あるそうです。「あるそうです」という自信がないいい方になってしまうのは、見られる茶所がここだけだからです。
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客人は、本丸御殿のこの部屋で藩主と謁見することになります。藩主の方が高くなっている書院造です。
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藩主の座るすぐ横にある武者隠し。
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武者隠しの中。
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城内の石落とし。江戸時代に建てられたわりに戦闘的な城ですね。
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登ります。
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さらに登ります。
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もっと登ります。
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天守からのながめ。
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帰りルートにある黒鉄門。鉄板で補強されており真っ黒なためこの名がつきました。

少し時間があまったのでひろめ市場に戻って2回目の食事を取ります。

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くじらの刃たたきとのれそれ。どちらも高知の名産です。のれそれはあなごの稚魚です。
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のれそれは結構長いです。

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近くのセブンイレブンでミレービスケットアイスを買いました。ミレービスケットも高知のお菓子です。高知県の漫画家、やなせたかしのキャラクターが描かれています。
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ビスケットが混ぜこんであるだけだと思ってたら丸ごと2枚上に乗っかってて笑いました。アイス自体にも混ぜこまれています。

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高知の生んだゆるキャラ、カツオ人間の栄養ドリンク、カツオ人間ゼヨ。鰹風味がしたりゆず果汁が入っていたりするわけではなく、普通の栄養ドリンクです。

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これで四国愛媛以外1周旅行を終わります。



※おまけ
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旅行→現実の落差が激しいと逆高山病みたいになるので、空港のカフェとかで1回慣らしてから現実へ帰るのって私だけですかね?



●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●
・今回の旅で仲間外れにされた愛媛を訪ねる。
・海をはさんだ向こうにある岡山を訪ねる。