※この記事はnoteで書いた記事(https://note.mu/ninfea85iri/n/n8e110d83ef3a?creator_urlname=ninfea85iri)と同内容です。

旅行中に偶然入って「良いな」と思っていたカフェが閉店した。

私は昨年仕事の都合で転勤したのだが、偶然にもカフェのそこそこ近くに引っ越しすることになった。

じゃあせっかくだしまた行ってみるか、と思って2回目に訪れたところ、閉店のお知らせが掲示されていたのである。

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古民家を生かしたかわいらしいたたずまい。

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品のいい器。

いつもにぎわっているので店内の写真はないが、中には生花や季節に合わせた小物や古道具が飾られている。商売だけではなくて、本当に好きでやっているのが伝わってくる店だった。

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閉店の理由としては、従業員の高齢化により続けることができないとのことだった。

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入口に、店の備品の販売を行うという案内があった。処分するよりは店のファンに使ってもらう方が良いという判断には大いに賛成だ。だが、備品を売ってしまうということは、今後復活する見込みもほぼなくなるということだ。

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ちなみに閉店を知ったあと、再度来店した。店は前回や前々回より混んでおり、近所の住民も多くいた。閉店の話が広まっているのだろう。観光客だけでなく地元でも気に入られているようだった。

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カフェが閉店し、備品販売が開催された。

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カフェで出されていた食器が、重ねられて積まれている。

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安い皿で10円、丁寧に作られた大きめの皿でも500円ほど。利益を出すつもりがないのが分かる。

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季節ごとに入れ替えられている備品も売りに出されていた。

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見覚えのある備品をいくつか買った。

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帰りによもぎ大福を買って、家でカフェの再現をした。

このカフェは飲み物にいち輪の花をそえるという演出をするのだが、そこまで再現すると自分に酔っている感じになってイタいので、代わりに自作したフェイクグリーンの鉢を後ろにおいた。

なくなると知っていればもっと行っていたのにという残念な気持ちはあるが、備品が手に入ったのは良かった。たまにあのカフェの再現をして偲ぼうと思っている。

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