福岡に行ってきました。後半は佐賀へも寄ります。
にぎわう博多駅。九州一の大都市の駅ながら、東京、大阪、名古屋、京都などと比べるとかなり小さく、その分使いやすい印象。
駅前の風景。
まずは太宰府にバスで移動します。バスターミナルは屋内で、寒くも暑くもない上に案内が洗練されていて使いやすいです。本数もそこそこで、お盆にも関わらず京都のようにパンクしていないのも好印象。
●太宰府天満宮
太宰府市宰府4-7-1、博多駅バスターミナル11番から45分くらい(600円)。
919年創建。天神様(菅原道真)を祀っている天満宮の総本社。北野天満宮、防府天満宮と合わせて三天神と呼ばれます。
今回は使わなかった太宰府駅。
土産屋が並ぶ参道。混んではいるけど激混みというほどではなく散策はしやすいです。観光地にだけ出現するチェーン店、どんぐりの森(ジブリショップ)、杉養蜂園、いしころ館もありますよ。
お昼時なので何か食べましょう。
●やす武
太宰府市宰府2-7-16、11:00〜16:30営業、木曜日休み。
太宰府名物の梅ヶ枝餅も提供するそば屋。そこそこキャパシティがあり手際もいいので回転率は高め。
天ざるそば1700円。歯ごたえがあり香りのいいそばと、衣がうすくてさくっとした天ぷら。
菅原道真が亡くなった時、門弟の味酒安行が牛車に遺体を乗せて運んでいたところ、牛が伏せて動かなくなり、それを菅原道真の意思と判断した味酒がそこに墓を建てたという話が伝わっています。
麒麟と鷽。1852年奉納の県指定文化財。
手水舎。宝満山から切り出された一枚岩で作られました。井戸水を組みあげており、近くの水道から飲むこともできます。やわらかくて飲みやすいです。
菅原道真を祀る本殿。重要文化財。
御神木の飛梅。菅原道真が左遷された時、庭の前の梅が別れをおしんで太宰府まで飛来したとされます。
大楠。樹齢1000年〜1500年といわれています。高さ39メートル、根周り20メートル。天然記念物指定。
夫婦楠。こちらも同じくらいの樹齢。
梅の種納め所。天神様が宿るとされる梅の種を粗末にしないよう、食べたあとの種を入れる場所です。
まだ太宰府天満宮に入ってから30分くらいしか経っていませんが、敷地内の小山田茶店で休憩します。
抹茶セット550円。菅原道真の飛梅の逸話にちなんだ梅ヶ枝餅と抹茶のセットです。梅ヶ枝餅は一言でいうとあんこ入りのお焼き。
太宰府観光宣伝隊長の千梅(ちうめ)ちゃん。ゆるキャラっぽさと萌えキャラっぽさが両立した良いデザインですね。
ツイッターではわりと饒舌で、福岡なまりの間延びした口調や「うぷぷーい」「さばら(楳図かずお?)」などの独特な語彙が特徴。一見テンション高めでおバカっぽいけど饒舌で語彙力が高いところは草津温泉観光大使のゆもみちゃんを彷彿とさせます。イラストだとかわいいのですが着ぐるみ状態だとあまりかわいくないのが少し残念。
さて、体力が回復したので先に進みましょう。
●天開稲荷大明神
太宰府市宰府4-7-43。
鎌倉時代に伏見稲荷大社を分霊して建てられました。最強クラスのパワースポットとして女子に人気。
稲荷神社という映える外観と、参拝が少し大変だけど女子の体力でも難なくいけるという絶妙な難易度、天下の太宰府天満宮のすぐ近くという要素が女子受けの理由かもしれませんね(個人の見解)。
本殿すぐ裏の奥の院。
出たところ。神社へのショートカットのためのトンネルっぽいです。
博多にもどる前に参道の店で休憩していきます。
●珈琲専門店風見鶏
太宰府市宰府3-1-23、9:00〜17:00営業、無休。
古道具をそろえたりウェイトレスさんの制服がゴスロリ風だったりと、なかなか世界観があざとい店内(ほめてる)。
アイスコーヒーとシンプルで優しい味のショートケーキ。
日も暮れてきたので博多にもどります。今回の宿泊場所はこちらです。
●博多グリーンホテル1号館
福岡市博多区博多駅中央街4-4、駅の近くで、コンビニもすぐ下にあるので便利です。高級感と清潔感もそれなりにあります。
コンセントがベッド周辺に4つもあるのが優秀。黒が基調なのと、全体的に作りつけっぽい雰囲気がビジネスホテルというよりカラオケボックスっぽさをかもしだしています。
暑さで力つきて目を覚ましたら夜9時でした。晩ご飯食べにいきましょう。
博多駅から電車で7分ほどかけて天神駅へ移動します。
天神駅周辺にはぽつぽつと屋台が建っています。
●与作
福岡市中央区天神2-14付近。
ラーメン500円。くせのない優しい豚骨ラーメン。
おでん(1個130円)。
見た目は入りづらいですが入ってしまえば心地いい空間ですね。