※この記事はnoteで書いた記事(https://note.com/ninfea85iri/n/n2542cf1183d5?creator_urlname=ninfea85iri)と同内容です。

旅行と写真は切っても切り離せない。

旅行という非日常の記録を残しふり返られるようにするため、またはステキな場所を旅するステキな自分をインスタに上げて自己顕示欲を満たすため、様々な理由があると思う。

旅行中の写真を撮る上で重要なポイントとして、人間を被写体に入れるか入れないかという問題がある。

ここでいう人間とは自分のことではなく、見ず知らずの他人のことだ。

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私は写真に関してはど素人なので話半分に読んでもらいたいのだが(世の中のほとんどの人間は素人なので、プロよりも素人がどう思うかの方が大事だと思いませんか?)大自然を撮るなら人間はいないほうが良いと思う。雄大な自然の中の人間はノイズになるので。

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歴史的建造物や寺社仏閣も、基本的には無人の方がノイズがなくていいと私は考えている。

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ただ、これは基本の話だ。大自然でも、例えば鳥取砂丘だと写真の中に人が入っているとスケール感が出てそれはそれで壮大な雰囲気の写真になる。

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海の写真も、特に見どころがない場合は遊ぶ人間を入れた方が全体が締まることがある。

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人工物であっても、前方に人間を写りこませることで、スケールの大きい写真にしたり、写真全体をにぎやかにすることができる。

人間の存在がノイズになりそうであれば写りこまないようにタイミングを待つなり撮影場所を考えるなりすればいいし、人間をアクセントとして使えそうであれば、写りこませればいい。

あたり前の結論で申し訳ないが、人間を写りこませるか写りこませないかは、その場所によって適切に判断すればいいのだ。

ただ、これでは結論として面白くないので補足すると、明らかに人間がいない方がいい写真で人間が写りこんでいるのも、それはそれで悪くはない。

これは友人の話になるが、旅行で撮ってきた写真を親に見せたところ、「人が全然写ってないじゃん、これだったら絵はがきと同じだね」といわれたことがあったという。

写真を「記録するための手段」として考えた時、必ずしも誰も写っていない写真=いい写真とは限らない。

とても混んでいて行列だった、人混みでほとんど見えなかったなど、ありのままを写真で記録するのも価値があるし、思い出深い写真になるのではないかと私は思うのである。

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これは今は亡き築地市場の見学のために待機する人間の群れ。

無駄のないきれいな写真だけでなく、写真を利用して人が殺到したという事実を記録しておくのも悪くない。

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