愛知県の清洲城へ行ったので軽くまとめます。本当に城を訪ねるだけなのでめちゃくちゃ短いです。

●清洲城
清須市朝日城屋敷1-1、9:00~14:30開館、月曜日・年末年始休み、入館料300円。
1405年に斯波義重により築城。後に織田氏の居城となり、織田信長も10年間居城にしていました。桶狭間の戦いではここから出陣したほか、織田信長と徳川家康の同盟が結ばれたり、織田信長の死後清須会議が行れる舞台となりました。清洲越し(清洲から名古屋への都市移転)で名古屋城の資材にするために解体されます。1989年に模擬天守が再建されましたが当時の絵が残っていないため当時と見た目は異なるそうです。

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清洲駅。

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駅前。工場、畑、住宅が並ぶ特筆すべきところのない町並みです。

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じっくりまわればいろいろ発見できそうですが、今回は時間の都合上城のみを訪ねます。

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全体的にくたびれた雰囲気がただよいます。清洲越しにともなって都市が名古屋に移動してしまい、かといって当時の栄えていた痕跡も特に残っていないといった感じの町並み。一応、清洲越しで衰退したものの美濃路の清須宿として再び栄えてはいます。

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清洲城を目指して特に何もない道を歩きます。

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看板に従って行けばいいので道には迷わないはず。

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かつて清洲城の天守閣があったところは、線路にぶった切られる形で清洲古城跡公園と清洲公園という2つの公園になっています。
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1996年に発掘された石垣を積み直した復元石垣。名古屋城に持っていかれてしまったせいかあまり痕跡が残っていない清洲城の数少ない痕跡。

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公園は線路でぶった切られているので橋の下をくぐっていきましょう。

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古い石碑を移転してきて園内にまとめています。
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織田信長像。織田信長の若いころの居城のふもとだけあって、まだ若い姿をしています。
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濃姫(織田信長の妻)の像もあります。

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清洲城。
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橋を渡っていきましょう。
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ちょうど紅葉の時期でした。
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当時とまったく違うとは思いますがきれいな庭園ですね。
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天守閣からのながめ。中は資料館ですが撮影禁止の場所が多いので画像はなしです。複製品や大河ドラマの小道具、説明パネルが中心でそこまで貴重品は多くない印象。
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移転先(名古屋)が見えますね。
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今回はこれで終わりです。当時の面影はまったく残っていないのですが、かつて存在した歴史を後世に伝えて消えないようにするためには重要となる模擬天守だなという印象を受けました。名古屋の前身(?)となる大都市にも関わらずあまりにも影が薄いので、引き続きがんばってほしいと感じました。

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帰る途中に見つけた屈まないと入れないタイプのトンネル。

今回は以上です。