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静岡

静岡県・浜松を歩く

静岡の浜松を歩いてきたので軽くまとめます。

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浜松駅。店が充実していて一通り何でもそろって便利そう。

静岡にきたのでまずはあれを食べましょう。

●炭焼きレストランさわやか(浜松遠鉄店)
公式HP:https://www.genkotsu-hb.com/
浜松市中区砂山町320-2(遠鉄百貨店8階)、11:00~22:00営業(4/29~5/5は30分早く開店)、1/1休み。
ハンバーガーチェーン店。牛肉100%のハンバーガーを提供しており、静岡県のみの展開ながら全国から客が訪れ昼時には長蛇の列となります。
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百貨店の開店15分前(9:45ごろ)には入口前に列ができており、入ると百貨店従業員にエレベーターまで誘導され、8階を押されました。開店直後に百貨店従業員がわざわざ誘導しなければいけないほど人がつめかけるんですね。
ちなみに10:00から順番待ちの整理券を発行しており、開店直後に14番のチケットを取れたので11:00前には食べられました。
写真はおにぎりハンバーグ(ライスかパンとスープつきで税込み1,155円)。牛肉100%というだけあって、かためでステーキ感のあるハンバーグです。正直県外から訪れて5時間待ちするほどではないと思うのですが、値段のわりにはかなりおいしいです。普通のレストランなら1,700円くらいまで取れそう。

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浜松の町を歩きます。普通に暮らしていくには不自由しない程度の都会だし、かといってそこまでゴミゴミしていないし、いざとなれば名古屋も東京もまあまあ近いので、生活拠点にするにはちょうどよさそうな町。

●五社神社・諏訪神社
公式HP:https://www.gosyajinjya-suwajinjya.or.jp/
浜松市中区利町3、浜松駅から徒歩15分ほど。
五社神社は、徳川家康によって息子秀忠誕生の時産土神として浜松城から移されたもの。諏訪神社は徳川家光によってここに移されたものです。
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真新しいけど美しい拝殿。
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御神岩「獅子頭石」。古くからあったものと公式HPに記されていますが詳細不明。

●浜松城
浜松市中区元城町100-2、8:30~16:30開館、12/29~12/31休み、入館料200円。
15世紀から存在していた曳馬城を1570年徳川家康が改修し改名したもの。徳川家康が29~45歳の間使われ、駿府城へ移動したあとは徳川家に近い譜代大名が城主となり、幕府の要職になる者も多かったことから「出世城」とも呼ばれました。明治維新後に壊され、1958年に再建されましたが天守台に対し3分の2のサイズで再建されたため、実際は今のものより巨大だそうです。
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三方ヶ原合戦で逃げ帰ってきた家康が鎧をかけたとされる松。今のは1981年に植えられた3代目だそうです。3代目ということは家康とは無関係なただの松なのではという気もしますが、深く考えない方がよいでしょう。
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当時の石垣(補修ずみ)が残っています。スロープの斜面にマッチしているので説明されないとごく最近の石垣と勘違いしてしまいますね。
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自然石をそのまま積み上げる野面積みという積み方が特徴です。加工せずに積んだだけで石同士もかみ合っていませんが、見た目以上に丈夫で水はけがよいという特徴を持ちます。
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確かに天守台に比べて少し小さい気もしますね。
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中は資料館です。
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上からのながめ。
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城内地下にある井戸。再建時に発見されました。

●元町城東照宮
浜松市中区元城町111-2。
1886年に曳馬城跡に創建されたものです。
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曳馬城は一度移転したあと浜松城に改名しています。移転前の曳馬城はここにあったんですね。

ここで一度浜松駅にもどりバスに乗って次の目的地を目指します。

●中田島砂丘
浜松市南区中田島町、浜松駅前からバスに乗り中田島砂丘駅で下車。
南北に約0.6キロ、東西に約4キロの砂丘です。
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有名な鳥取砂丘と比べるとだいぶせまいですが、それでもなかなかの景色です。
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風紋が美しい。
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波打ち際は小石が積みあがっています。
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写真の枚数多いな。
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町の方を見るとこんな感じ。
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●石松餃子(浜松駅前店)
公式HP:https://1402.jp/
浜松市中区砂山町6-1(メイワンエキマチウエスト1階)、11:00~22:00営業、年中無休。
1953年創業の浜松餃子の老舗。
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比較的大型ですが野菜の割合が多く食べやすいです。

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浜名湖養魚漁業協同組合直営の弁当屋がメイワンエキマチウエスト1階にあります。これで名物のうなぎもクリア。

今回はこれで終わりです。

静岡県・天竜浜名湖線の沿線をめぐる

今回は天竜浜名湖線に乗ってきたので軽くまとめます。

●天竜浜名湖線
通称は天浜線。掛川駅から新所原駅にかけ、39駅、68キロに渡る長いローカル線。1937年開通で、1929年に開通し1936年に廃線となった光明電気鉄道のトンネルを転用するなど、敷地内に現役で使われている登録有形文化財が複数存在します。
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関東方面から訪れた場合に出発地点となる掛川駅。
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1両編成の気動車。
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1750円で全区間の一日乗車券を購入。施設の入場券つきなど、いくつか種類があるので必要なものを選びましょう。
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おまけで周囲の神社用の御朱印帳か沿線のグルメガイドをもらえます。

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日本家屋みたいな遠江一宮駅。1940年建設の登録有形文化財。アングルが少しおかしいのは太陽が絶妙な位置にあって避けないといけないためです。
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ベンチは建設当初のものです。
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ちなみに、日曜日、祝日、行楽シーズンは駅前から小国神社送迎バスが出ます(1時間に1本程度)。時刻表はこのあとの公式HPから確認してください。行楽シーズンかどうかの判断は難しいので、神社に直接問い合わせお願いします。今回、本来はバスが存在しない土曜日に訪れたのですが、紅葉による行楽シーズンだったためバスが出ていました。

今回は、第1便である9:30のバスに乗ります。

●小國神社
公式HP:http://www.okunijinja.or.jp
周智郡森町一宮3956-1、遠江一宮駅から徒歩50分、または送迎バスで10分。555年創建と伝わる神社。大国主命を祀ります。

次の予定の関係上、10:10発の遠江一宮駅行きバスに乗りたいのでサクサクっとまわりましょう。

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八王子社。
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本社に願かけをして「事のままに待ち」心願成就すれば池に鯉を放つことから名づけられた事待池。池の水をいぼにつけると取れるという話もあります。
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樹齢1,000年の御神木。残念ながら1972年に倒れました。
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徳川家康が参拝時に休息したとされる立あがり石。
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拝殿。
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日光が強すぎて真っ白になっていますね。
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本当に参拝するだけなら15分、敷地内をざっくり散策するとプラス10分、紅葉散策でさらにプラス10分、参拝路の店も合わせると1時間くらいの所要だと思います。

もう少し紅葉を見て参拝路で一服しても良かったのですが、10:10の次が11:15で、待っていると午前中が小国神社だけで終わってしまうので次に行きましょう。天竜浜名湖線の乗車ににこだわらない場合、車でまわっても良いかもしれないですね。ただ、駐車スペースが900台もあるわりに午前中でだいぶ埋まってきていたので、行楽シーズンは注意かもしれません。

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1940年に建てられ登録有形文化財となっている天竜二俣駅。
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天竜二俣駅では、10:50、13:50(休日のみ)に40分ほどの転車台見学ツアーが開催されます。天竜浜名湖線の利用者は250円、利用せずきた人は350円です。
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駅のプラットホームが途中で高くなっているのは、現代の車両に合わせてかさ上げしているためです。プラットホーム右側の低い部分にはとまりません。
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SL用の貯水槽。登録有形文化財で70トンの水をたくわえられます。
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ツアーに参加すれば転車台や周辺の建物を見学できます。
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かつて職員が使っていた浴場。
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現役で使われる洗濯場。
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扇形車庫。
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ラッピング中。
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80年間動き続ける転車台。古いせいで少し動きが悪いそうです。
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動画でもどうぞ。
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ツアーの時しか入れない資料館。
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古い建物を長年使い続けていることが分かる痕跡。
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250円でなかなか濃厚な内容のツアーでした。

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天竜浜名湖線はボーカロイドの音街ウナとコラボしており、駅の売店では音街ウナグッズが大量に売られています。

この辺りで昼食です。

●ホームラン軒
天竜二俣駅内(改札外)、11:00〜14:00・17:00〜19:30営業、ただし日曜日は11:00〜14:00のみ、月曜休み。
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特製しょうゆラーメン750円。シンプルながら出汁が効いていて焦がしネギも香ばしく、細くて少し縮れた麺も小麦の香りがします。スタンダードなしょうゆラーメンでここまでおいしくできるのはすごい。

また別の駅に移動します。

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遠州森駅。1935年建設の登録有形文化財。
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●森町歴史民俗資料館
周智郡森町森2144、9:30〜16:30開館、無料、月・火曜日、年末年始休み。
1885年建設の周智郡役所を移築した資料館。展示物は、地方の資料館によくある、その地域の古いもののごった煮です。
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地方の資料館ってイイよね。

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資料館のとなりにある蓮華寺。

また気動車に乗って移動します。

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打って変わって近代的な雰囲気の金指駅。

●竜ヶ岩洞
公式HP:http://www.doukutu.co.jp/index.html
公式モバイル用HP:http://doukutu.co.jp/mobile/
浜松市北区引佐町田畑193、バス停金指駅で15分くらいの竜ヶ岩洞入口で下車、徒歩5分くらい。9:00〜17:00営業、無休、見学料1,000円。
全長1キロの鍾乳洞。東海地方では最大規模。鍾乳洞自体は真面目ですが、昭和感ただようゆるくて独特な雰囲気が特徴。公式HP(モバイルではない方)を見てもらえば分かると思います。
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バス停金指駅は、駅から3分くらい歩いた静岡銀行の前にあります。駅前や反対の浜松方向へ行くバス停(スーパー「バロー」前)で待たないように注意。
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マイナスイオンが出ているところを声高に宣伝したり芸能人が使った顔はめパネルをアピールするところがほほえましいです。
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黄金柱。
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仁王門。
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猿ケ石。
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乳石。
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亀の小滝。
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三体羅漢。
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登竜門。せまい。
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俊吾池。
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大広間。
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びょうぶ岩。
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竜の抜け穴。
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マリア観音。
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長寿の泉。
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黄金の大滝。
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地底の滝としては日本最大クラス。
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流れ石(フローストーン)。有機的でちょっとキモいですね。
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水神様。
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鳳凰の間。
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シャンデリアの間。同じような写真ばかり撮っちゃうな。

以上です。B級っぽい雰囲気とは裏腹になかなか楽しめました。

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すぐ外にあった電飾土蛍。イルミネーション電飾でプラネタリウムみたいになっていて、B級感満点。こうでなくっちゃ。
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日本一の顔ハメとうたっておいて、進むとこれがおいてあるの最高ですね(ほめています)。

ゆっくりまわってお土産も見て1時間弱くらいの規模でした。

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金指駅にもどります。暗くなって無駄に怪しげな雰囲気をかもし出す給水塔。登録有形文化財です。
暗いですがもうひとがんばりです。

●かとれあ
浜名湖佐久米駅内(改札外)。8:30〜19:00営業、水曜日休みのカフェ。
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980円のハンバーグカレー。
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ケーキセット750円。
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浜名湖佐久米駅。冬は餌づけしたカモメが大量に訪れますが夜なので見えず。


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新所原駅。

これで天竜浜名湖線観光は終わりです。



●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●
・同じく古くて貧乏なローカル線、千葉県の銚子電鉄へ行く。

・同じく歴史あるローカル線、群馬県わたらせ渓谷鉄道へ行く。


【なまこ壁の港町】静岡県・松崎を歩く

今回は静岡県・松崎を歩いてきたので軽くまとめます。

●松崎
修善寺駅前のバス停4番乗り場からバスで100分くらい。
西伊豆の小さな港町。火に強いなまこ壁の建物が多いのが特徴です。実は日本に出回る桜の葉の7割を生産しています。わさびや川のりも有名。

西伊豆全体にいえることですが、遠方から訪ねるにしては目立つスポットが少ない上に規模も小さく、東京方面から訪ねると途中で熱海や修善寺など名だたるスポットをスルーしなくてはいけないという少し不遇な場所です。余談ですがバスに乗っている途中で土肥金山や土肥温泉の前も通過したので、ここもいつか行ってみたいと思いました。

●伊豆の長八美術館
賀茂郡松崎町松崎23。9:00~17:00営業、年中無休。入館料500円。
松崎出身の漆喰こて絵師、入江長八の作品を展示する美術館です。個人所有の作品以外は撮影可能。
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かけ軸を漆喰で作るというユーモア。遠目だと本物に見えます。虫食いなどの劣化も再現しています。
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富嶽。
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壊れた部分から竹が露出しており、これは彼が左官として働いていた時の技術を応用したものらしいです。
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竹で作られた額縁の枠――ではなくこれも漆喰。本物の竹と勘違いされてしまい、枠のほとんど(上と左右)が防腐用の塗料で青く着色されてしまったという逸話が残ります。
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橋の柱や木々も立体的。

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美術館の前でレンタサイクルを借ります。通常のレンタサイクルではなく、シェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING(https://www.hellocycling.jp/)」なので事前にスマホにインストールしておきましょう。

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「HELLO CYCLING」のアプリで自転車を予約するとメールで暗証番号が届きます。30分以内に自転車の前方についている端末の電源を入れて、暗証番号を入力します。
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認証OK。この暗証番号は自転車の鍵としても使えます。普通に自転車の鍵を閉めて、ボタンで鍵を解除できます。鍵紛失のリスクがなくて良いですね。
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速度表示つきの電動自転車。登り坂も楽々です。逆に、次に行く場所は登り坂の先にあるのでコイツの力がないときついです。

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着きました。

●室岩洞
賀茂郡松崎町(町から南西側に出たところ)。8:30~17:00、年中無休(無人ですが時間外は照明が消えるため進入禁止)。
江戸時代から1954年まで利用されていた採掘場です。江戸城の石垣にも使われました。
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5分ほど階段をくだります。
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岩肌に掘った跡が残っていますね。
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中は暗く迷路のように入り組んでいますが、そこまで広くないので迷うことはないでしょう。
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人気がなく静かなので、人形が死角から現れると少しびびります。
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採掘されずに天井に残る火山弾。
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足音と水のしたたる音だけがひびく静かな洞内。
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外に続いているようですがこれ以上進めません。
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曲がり角の先に突然出現して驚かしてくる人形。ホラーゲームでありがちな演出ですね。
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きれいな水が天井からしたたり落ちています。
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行きどまり。別のルートを探しましょう。
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行きどまりに見えますがくぐれます。
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奥の方は湿気で霧がかっています。
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水がたまって池のようになっている場所も。
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先が見えない。
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出口の先は海の見える崖になっています。かつてここから石を運びだしていました。ここは行きどまりなので洞窟を通ってもどりましょう。


もどる時に動画を回してみました。暗いので画質が悪いのはご愛敬。とても静かで暗いのでホラーゲームの主人公になった感覚を味わえます。

町にもどって食事をしましょう。

●さくら
賀茂郡松崎町松崎22-3。11:00~20:00、不定休。
地魚とところてんを扱う店。食事をした人はところてん食べ放題。ラッシュ時には時間がかかるのでのんびりと待ちましょう。
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アジのまご茶づけ。女性なら完食できないかもしれないくらいの贅沢なボリューム。
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始めはそのまま食べます。
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2杯目は出汁をかけてもらって食べます。
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5種類のところてんが食べ放題。

さて、また自転車で町外れに行きましょう。

●岩科学校
公式HP:http://www.izu-matsuzaki.com/publics/index/54/
賀茂郡松崎町岩科北側442。9:00~17:00開館、年中無休。入館料300円。
1880年に作られた、なまこ壁が特徴的な学校です。学校としては日本で3番目に古いです。館内の装飾を入江長八が行っています。
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小さいですがかっこいい外観です。
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玄関の上にある入江長八または彼の弟子(佐藤甚三)の作品。
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1階廊下。
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再現された校長室。
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再現された教室。
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2階の和室。欄干には入江長八の作った千羽鶴があります。
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2階階段。
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バルコニー。
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バルコニー。
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こて絵がそこかしこにあります。これは作者不詳らしいです。

また町にもどりましょう。

●伊豆文邸
賀茂郡松崎町松崎250-1。9:00~16:00、不定休。無料。
1910年に建てられた呉服商の家です。
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2階。

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外に足湯がありました。松崎は一応温泉地でもあります。かなり熱めですが水でうすめることもできます。

●長八記念館(浄感寺)
公式HP:http://chouhachi-mh.izu-westwind.net/
賀茂郡松崎町松崎234-1。9:00~16:00拝観可能、無休。拝観料500円。
約700年前に建立された浄土真宗の寺院。300年前の大火で本尊以外は焼失します。1847年の再建時には、幼少期にここで学んでいた入江長八が雲竜図や飛天の像などの作品を堂内に描き、同時期にここで学んでいた彫刻師の石田半兵衛が柱などの彫刻を行いました。
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堂内は撮影禁止です。
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浄感寺正面。ここから入ることはできません。裏(長八記念館)に回りましょう。

●伊那下神社
公式HP:http://www.inasimo-jinja.jp/
賀茂郡松崎町松崎28。
彦火火出見尊と、住吉三柱大神を祀ります。大漁や航海の安全を祈願する神社として松崎で愛されています。
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境内にある卜石と龍の化身。原始時代に祭場として使われた痕跡が残っています。
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境内にある龍谷水神社。ここから御神水が流れています。
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御神水。

●近藤平三郎生家
賀茂郡松崎町松崎216-1。
アルカロイドの研究を行い文化勲章を受賞した、近藤平三郎の生家です。外観のみ見学可。松崎を象徴する建物。
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このアングルがよく観光ガイドで使われます。

●浄泉寺
賀茂郡松崎町松崎43。
1414年創建の浄土宗の寺院。境内から水がわき出していることが名前の由来です。江戸時代には徳川家光から御朱印地(幕府により領有権を承認されている土地)を与えられました。
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経堂。
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中の輪蔵。南無阿弥陀仏と唱えながら回すと一切経(経典の総称)を読むのと同じ功徳があるとされます。

●中瀬邸
公式HP:http://www.izu-matsuzaki.com/publics/index/14/
賀茂郡松崎町松崎315-1。9:00~17:00見学可能、年中無休。見学料100円。
明治初期に建てられた呉服商社の家で、代を重ねるうちに保険などあらゆるものを扱うようになり財を成しましたが1988年に町に買い取られました。喫茶店もあります。
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松崎で撮影された映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の小道具が展示されています。

●時計塔
賀茂郡松崎町松崎315-1。
先代の時計塔が1938年に水没して壊れたため、1987年に再建されたものです。松崎に流れる特別な時間を意味する「13」の数字が入っています。
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●花畑
松崎町の東の畑に、農閑期のみ現れます。
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本当は様々な色の花が咲き乱れているのですが、終わりの時期のため花の種類や密度は少なめでした。

●アサイミート
公式HP:http://asai-meat.com/
賀茂郡松崎町松崎451−1。9:00~18:00営業、水曜日休み。
肉屋ですが、名産の川のりを使ったコロッケなど、歩き食いできる惣菜も販売しています。
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帰る前にきちんと自転車をもどしましょう。「HELLO CYCLING」の駐輪場へ行って自転車をロックし、電源をつけ、「RETURN」→「1(YES)」で返却可能です。
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返却が完了するとメールで返却が完了した旨と費用請求(今回はクレジット一括払いを選択)がきます。

今回はこれで終わりです。少々アクセスが悪いですが、雰囲気がよく素朴でお勧めです。



●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●
・アクセスがとてもいい熱海に行く。
・アクセスの悪い港町、京都の伊根に行く。
アクセスカウンター(PV)

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