伊万里に行きます。
●伊万里
佐賀駅から40分(みどり・ハウステンボスだと直通、長崎本線だと肥前山口駅で佐世保線に乗り換え)の有田駅で松浦鉄道に乗り換えて25分の伊万里駅で下車し、伊万里駅からバスで15分の大川内山で下車。バスが1日6本なのでタクシーも検討した方がいいかもしれません。
伊万里焼で有名。かつて伊万里港では、有田焼や波佐見焼など周辺の焼き物を含めて積み出しを行なっていました。
ちなみにここで「ICカードを使ったのにICカードエリア外に出てしまう」というよくあるミスを犯します。
分かりやすく書くと、佐賀駅はICカード使用可能ですが、伊万里駅はICカード未対応なので、佐賀駅でICカードを使って伊万里駅で降りようとすると「詰み」になるという現象です。佐賀駅からきた場合乗り換え駅である有田駅で一度改札を出て精算し、有田駅から伊万里駅までの切符を買えば回避可能なので皆さんは気をつけてください。
ひとまず事情を説明して有田駅から伊万里駅までの電車賃を現金で払い外に出ます。ちなみにこのあと有田駅で佐賀駅から有田駅までの料金を現金で払い、博多駅でICカードのキャンセル処理をしてもらいました。
動画でもどうぞ。
バスが1日6本しかないのでタクシーを使って伊万里駅にもどり、有田駅へ行きます。
●有田
有田焼で有名。豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に連れ帰った李参平が窯を開いたことにより有田焼の歴史が始まりまったとされます。有田千軒と称されるほどの発展を見せ、1828年の大火で一度焼失するも復興され国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。
●KILN ARITA
9:00〜17:00営業、無休?
有田の観光案内所。カフェ「KILN CAFE」がある他、レンタカー、レンタサイクルの貸し出しを行っています。
その前にここで休憩します。
●KILN CAFE
KILN ARITA内部、第3、4火曜日休み。
観光案内所内にある上にコンセントも使える便利なカフェ。
有田名物、呉豆腐の黒蜜がけ。トロトロで弾力があっておいしい。店内撮影禁止の貼り紙があったのですがダメ元で聞いたら食べ物は撮っていいとのことでした。
このまま上有田駅まで徒歩で進んで帰りはタクシーにしようと思っていたのですが、10分ほど歩いたところにある有田観光協会有田町東出張所(西松浦郡有田町岩谷川内2-8-1)でレンタサイクルを借りられたので自力で往復することにします。空気が入っていなすぎてタイヤのない自転車で走っているみたいだったので笑いましたが、歩くよりだいぶマシです。
●香蘭社(有田本店)
西松浦郡有田町幸平1-3-8、8:00〜17:25営業(休日は9:30〜17:00、4月〜9月は30分延長)、年末年始休み。
1879年創業の陶磁器メーカー(当時は電線の磁器製絶縁器具メーカーとして誕生)の販売店。
●陶山神社
西松浦郡有田町大樽2-5-1。
応神天皇を主祭神として、鍋島直茂と李参平らを祀っています。
西松浦郡有田町泉山1-33。
泉山磁石場の神を祀ります。
●泉山磁石場
納得のいく磁器を作れなかった李参平がここで陶石を発見したとされます。現在はほぼ使われなくなりました。
ここで帰宅のために有田駅から博多駅までもどります。
最後に博多ラーメンでも食べましょう。
●らーめん二男坊
公式HP:http://r-jnb.jp/
福岡市博多区博多駅中央街1-1博多デイトス2階、11:00~24:00営業(休日は1時間早く開店、日・祝日は1時間早く閉店)。
博多を中心に展開するチェーン。博多以外ではハウステンボス内と秋葉原でも食べられます。
これで福岡・佐賀旅行は終わりです。食べ物が強い代わりに観光面で貧弱なイメージのあった福岡と佐賀ですが、観光面も十分楽しめました。