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【彦根城と竹生島】滋賀県・彦根をめぐる

滋賀県・彦根をまわってきたので軽くまとめます。11年ぶりですね。



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何度も使っている養老サービスエリアはパスして、伊吹パーキングエリアで休憩。規模は小さいけど、食堂とデイリーヤマザキがあって思ったより使いやすい。

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「伊吹」と書かれた小倉あんぱん(210円)を食べて休憩。

まずは龍潭寺を目指します。

●龍潭寺
住所:彦根市古沢町1104
拝観時間:9:00~16:00
休み:無休
拝観料:400円
行基によって静岡県に建てられ、1601年に移築した臨済宗の寺院。井伊家の菩提寺。
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立派な山門。
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素朴な築地塀。
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ん?
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ちょっと、公式HPとかもないし観光案内サイトでも特に通知がなかったから、拝観休止中って知らないで来ちゃったよ!

出足からつまずいていますが、次に行きましょう。

●天寧寺
住所:彦根市里根町232
拝観時間:9:00~17:00
休み:無休
拝観料:400円
井伊直中が腰元である若竹の不義をとがめ罰したあと、相手が自分の息子と判明し腰元を弔うため建てたと伝わります。前身は井伊直政が佐和山にあった庵に生母の位牌を安置したことが始まりであり、井伊家の私的な寺という性格が強いです。五百羅漢で有名。
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仏殿(羅漢殿)。
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五百羅漢。
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個性の強い方も。
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私の勉強不足だったら申し訳ないのですが、これはウケをねらっているわけではないんですよね?
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布袋尊。木造としては日本一のサイズ。
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井伊直弼公供養塔。桜田門外の変(1860年)で暗殺された彼の遺品はここに埋められ、1861年に供養塔が建てられました。暗殺された直後は本当の死因は伏せられていました。
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長野義言之奥津城(墓)。長野義言は井伊直弼の家臣で、国学者・歌人でもあります。井伊直弼に重用されたものの、井伊直弼の跡を継いだ直弼の次男である井伊直憲からは疎まれ、文久の改革で井伊家の罪が問われた際にスケープゴート的に処刑されました。当時は罪人扱いのためすぐに供養はされず、明治にようやくここに葬られました。しかし当時も、墓石や戒名は許されなかったためあくまで歌碑として建てられています。
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たか女之碑。井伊直弼の侍女・間者・妾であり後に長野主膳の妾になった村山たかの石碑。井伊家のプライベートなお寺らしい石碑ですね。
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仏足石。日本最古の写しらしいです。ちなみに写しではない日本最古の仏足石は薬師寺のもの。

続いて彦根城を目指します。

●彦根城
公式HP:https://hikonecastle.com/
住所:彦根市金亀町1-1
拝観時間:8:30~17:00
休み:無休
拝観料:1,000円
井伊直継・井伊直孝により、彦根山に江戸時代初期に築かれました。藩主は井伊家で、天守閣が現存する城のひとつ。西国大名を監視するために徳川家康の命令によって建てられた戦える設備の整った城でしたが戦闘では使われませんでした。
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ちょっと小ぶりに見えるけど立派なお堀と石垣。
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大手門橋。
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攻めにくくするために、石段は幅や高さが変動して歩きにくくなっているそうです。140段しかない割に疲れるわけですね。
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天秤櫓を下から。裏手からの攻撃への守りの要となる場所。
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そういえばひこにゃんは1日3回出現するそうなのですが、ちょうど時間が合わないので今回は会えませんね。
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天秤櫓を正面から。この橋は戦時には落としてしまうそうです。
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天秤櫓の内部。
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外側の壁は厚めに盛られており、銃弾が貫通しにくくなっています。
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太鼓門櫓。重要文化財で、彦根城を守る重要な門。かつてはどこかの門の城門だったものを移築してきたものであることが分かっていますが、それがどこかは不明だそうです。
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時報鐘。今のは井伊直亮の発注で1844年に作られたもの。
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彦根城だ。小ぶりだけど見た目はカッコいい。
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斜めからの方がカッコいいな。
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入口の鉄扉。当時の大砲であれば貫通しない丈夫さだったといわれます。
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耐震工事中の内部。なるべく元の姿を保ったまま補強するのすごく大変そう。
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のぼりにくい階段。
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天守。
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天守からのながめ。海ではなくて琵琶湖。
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天守からのながめ。
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隠し部屋。
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こちらも隠し部屋。
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天井の立派な木。

ここで昼食を取りに移動します。

●ちゃかぽん
住所:彦根市本町2-2-2
営業時間:11:00~15:00
休み:火曜日・第2・4月曜日
近江牛の肉うどんの店。前回訪問済。
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二代目(メニュー名)。近江牛が乗ったうどん。生肉に熱い出汁をかけて熱を通してから食べます。
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適度に熱が通ってとろんとした舌触りの近江牛が旨い。ベースはあくまでお出汁のうどんなので、派手な見た目に反してしみじみとおいしいタイプ。

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西郷屋敷。1742年に建立され、1833年に移築された武家屋敷。西郷氏は井伊家の家老でした。

竹生島フェリーの最終便の時間(14時)がせまっているのでさっさと移動します。

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彦根港の乗り場。

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フェリーは往復で3,200円。今まで乗ったフェリーと比べるとかなり割高な印象。
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竹生島神社。
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上陸。フェリーで3,200円取られていますが、島に入る時も入島料として400円徴収されます。時間で換算するとディズニーランドよりも高級ですね。
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港。

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●宝厳寺
公式HP:https://www.chikubushima.jp/
住所:東浅井郡びわ町早崎竹生島1664
拝観時間:9:30〜16:30
724年に聖武天皇の勅願により行基が開基した真言宗の寺院。
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国宝の唐門。大坂城の極楽橋と特徴が一致することから、豊臣時代の大阪城を移築したものである可能性が高いとされています。
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重要文化財の舟廊下。朝鮮出兵の際に豊臣秀吉の船として作られた日本丸を利用して作られました。
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外から見た舟廊下。

●竹生島神社(都久夫須麻神社)
公式HP:https://www.chikubusima.or.jp/
祭神は市杵島比売命(弁財天)、宇賀福神、龍神、浅井比売命の4柱。浅井比売命は浅井氏の氏神であり琵琶湖の湖水を支配する神だそうです。
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国宝の本殿。450年前に豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の勅使殿を移転したもの。
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かわらけ投げ(2回で400円)。土器(かわらけ)に願いごとを書き、鳥居をくぐれば願いが叶うとされます。
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急な石段。
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三重塔。江戸時代に焼失しましたが2000年に再建。昔ながらの染料を使用しており耐久性がなく剥落しやすいので内部は見学不可。
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宝厳寺の本堂。
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港前の売店で近江牛まんとアイスコーヒーを買って時間つぶし。

最後に滋賀らしいものを食べて帰ります。

●八千代駅前店
住所:彦根市旭町9-1
営業時間:11:00~21:00
休み:月曜日
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ひこね丼。近江牛の牛すじと赤こんにゃくの丼です。

今回はこれで終わりです。

【国際的な港町】福井県・敦賀をめぐる

前の記事はこちら


滋賀県・木之本を訪ねたあとの続きです。クルマで福井県・敦賀に移動します。

●敦賀
明治から昭和初期にかけ、ロシアを経由してヨーロッパとつながる都市として発展した港町。ウラジオストクとの直通定期航路が開設され、東京とパリを結ぶ欧亜国際連絡列車の中継地となり栄えました。当時は東京からパリまで17日間で移動できました。

そろそろ昼なので何か食べましょうかね。

●日本海さかな街
公式HP:https://www.sakanamachi.info/
営業時間:10:00~18:00
休み:HP参照
日本海最大規模の海鮮市場。60近い店が入っています。
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あくまで観光客向けの市場という感じ。
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かに喰亭ますよねの海鮮5種丼1,480円。ご飯に長時間保温したようなぱさぱさ感があり、写真のように魚の量もひかえめで、新鮮さも普段スーパーで買うのと同じくらいの印象。普段家で食べるレベルの「おいしい」なのでもうちょっとがんばってほしいところ。

「日本海さかな街」で検索すると検索候補に「ひどい」「まずい」が出てくるので、良くも悪くも観光客向けの施設という感じですね。おいしいという評価もあるので、店やメニューでクオリティのばらつきが大きいのかもしれません。

ひとまず「敦賀で海鮮を食べる」というノルマは達成したので先に進みます。

●敦賀市立博物館
公式HP:https://tsuruga-municipal-museum.jp/
住所:敦賀市相生町7-8
休館日:月曜日、年末年始
入館料:300円
1927年に建てられた旧大和田銀行本店建物を活用した博物館。国の重要文化財。敦賀に関する資料や美術工芸品を展示。円山応挙の「狗子図」など貴重品も所有しています。
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しかし痛恨の休館日。
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博物館通りにある古い建物。

続いて、近くの氣比神宮へ移動します。

● 氣比神宮
住所:敦賀市曙町11-68
拝観時間:5:00〜17:00
702年の創建と伝わる北陸道の総鎮守。主祭神は伊奢沙別命。
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鳥居は塗り直されて真新しく見えますが、1645年に作られた古いものであり重要文化財に指定されています。春日大社、厳島神社に並び日本三大鳥居のひとつとされます(←これ誰が決めたんだろう)。
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猿田彦神社。伊勢神宮内宮近くのみちひらきの神様ですね。
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氣比の長命水。氣比神宮の造営中に湧き出したといわれる湧水。飲めます。
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拝殿。
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1336年に宮司の氣比氏治が後醍醐天皇を奉じて氣比大明神の神旗を掲げたと伝わる旗掲の松。氣比氏治自身も参戦しますが兵糧攻めにあい自害します。枯れてしまい、処理されたうえで保管されています。
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初代の旗掲の松は枯れてしまいましたが2代目が植えられています。初代の根っこから再度生えてきたもののため、2代目とはいえ無関係ではありません。
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ユーカリの木。1936年に陸軍関係者が武運を祈って納めたといわれます。比較的すずしい北陸ではめずらしく、市の天然記念物に指定されています。
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奥の方でも長命水がくめます。

続いて敦賀赤レンガ倉庫へ移動します。

●敦賀赤レンガ倉庫
公式 HP:https://tsuruga-akarenga.jp/
住所:敦賀市金ケ崎町4-1
1905年に石油倉庫として建てられた登録有形文化財。2015年10月にジオラマ館、レストラン館としてリニューアルしました。
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展示されたキハ28 3019。1968年に作られ、2000年に廃車。小浜線を走った実績があることから敦賀市が購入し保管しています。
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倉庫内にはジオラマ館、カフェ、レストラン2軒(洋食、海鮮)があって休憩拠点にできます。

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敦賀港線跡。敦賀駅と敦賀港駅の間の2.7kmを結ぶ貨物用の路線でしたが、2009年に使われなくなりました。

●旧敦賀港駅ランプ小屋
住所:敦賀市金ケ崎町1-19
開館時間:9:00~17:00
休み:水曜日・年末年始
旧敦賀港駅のランプ小屋(カンテラの燃料を保管する油庫)として1882年頃に建てられたもの。
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ランプ小屋内部の復元展示。

●金前寺
住所:http://www.konzenji.jp/
住所:敦賀市金ケ崎町1-4
736年、聖武天皇の勅願により泰澄(奈良時代の修験道の僧侶)が十一面観音菩薩坐像を彫りこみ開山したと伝わります。811年に弘法大師が滞在した記録が残っています。かつては氣比神宮の奥の院であり、1337年の金ヶ崎の戦いでは新田義貞が恒良親王と尊良親王を奉じて戦う際の本陣になるも敗れました。その際に焼失し本尊(十一面観音)は焼失を免れるも、1945年の太平洋戦争で本尊含めて再度焼失します。1946年には金前寺の末寺であった気比蔵寺の本尊で、戦時中は美浜町の園林寺に疎開させていた十一面観音を迎え入れて再建されました。
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歴史的に重要な場所ですが、町外れにあり特に観光客向けの看板もなくひっそりとした雰囲気。

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敦賀駅と敦賀港駅の間の放置された踏切。

●泉のおしょうず
敦賀市金ケ崎町8-10
戦国時代に農民たちに発見された水場。この辺りの住民には、この水しか飲まない方もいるそうです。水質検査の結果、飲む時には煮沸が必須とされているので注意。
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トンネルの向こうにあります。
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アメンボが住んでいる透明度の高い水。
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奥の方のフタをしてあるところからくむようです。地元の方の生活用水なので丁寧にあつかいましょう。

※動画


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敦賀港の眺め。

●敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎)
住所:敦賀市港町1-25
開館時間:9:00~17:00
休み:水曜日
料金:無料
欧亜国際連絡列車の発着駅である敦賀港駅舎を、1999年開催の敦賀港開港100周年記念事業である、つるがきらめきみなと博21開催時に再現したもの。今は敦賀鉄道資料館になっています。
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シベリア経由欧亜連絡切符(複製)。

港周辺の見どころは見終わったので、ここで気比の松原へ向かいます。

●気比の松原
日本三大松原のひとつ。氣比神宮の神苑でしたが織田信長によって没収され、江戸時代には小浜藩のものになりました。夏には海水浴場が開かれます。
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海水浴シーズンから微妙にずれているので空いています。シャワーもあって夏場はものすごく混むっぽい。
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夕方になってきましたが、せっかくなので温泉にも入っていきましょう。

●敦賀きらめき温泉 リラ・ポート
公式HP:https://www.relaport.jp/
住所:敦賀市高野91-9-3
営業時間:10:00~22:00
休館日:火曜日(特別日・祝日を除く)
入湯料:650円(休日は+100円)
レストランとバーデプールを併設する温泉施設。サウナと露天風呂も併設しています。
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カルキ臭さがありますが、アルカリ泉のぬるぬる感があって温泉っぽさは味わえますね。そこそこ広いうえに露天風呂もサウナもあって安いので優秀。時間があったら3時間くらいだらだらしたいところですが、もう夕方なので90分くらい温泉とサウナと水風呂を行ったり来たりして撤退します。

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夜の敦賀駅。

遅くなってしまったので夕食も敦賀で食べていきましょう。

●食事処 建
公式HP:https://www.takesi.jp/
住所:敦賀市白銀町4-9
営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00
休み:無休
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刺身定食(並)。ここで、敦賀できちんとおいしい魚を食べるというノルマを達成しておきます。

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完全に満腹なのですが、徒歩でお腹を空かせつつ気になっていたところに向かいます。
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敦賀駅前付近では、50年以上前から流しの屋台でラーメンが売られているので、それをねらっていきます。

ほとんどの店が日曜日休みなせいで2店舗しか出ていませんでしたが、開いていた店に入ります。

●松月屋台ラーメン
営業時間:18:00~23:00
休み:土~木曜日
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中華そば950円。満腹状態の時でも食べられる優しい味。

夜9時をすぎたのでそろそろ帰ります。

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帰りに寄った賤ヶ岳サービスエリア。
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食堂や売店が深夜まで開いていて優秀ですね。今回はコーヒー休憩だけしましたが、ここで食事もしてみたい。

今回はこれで終わりです。

※おまけの戦利品コーナー
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つるやパンのシャツとキーホルダー。
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ちょっと恥ずかしい見た目なので部屋着にしましょうね。部屋着にする分には明るくてコミカルで素敵。
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つるやパンのあけパンきなこ。翌日の朝食にしました。甘みが強くコーヒーによく合いました。
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賤ヶ岳サービスエリアで手に入れた生羽二重餅。実家への土産にします。まだ食べていないので味は不明。

滋賀県・木之本を歩く

滋賀県・木之本を歩いてきたのでかるくまとめます。

木之本自体は2013年に訪問済です。


●木之本
北国街道の宿場町であり、木之本地蔵で有名な浄信寺の門前町として栄えました。北国脇街道との分岐点でもあります。

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ちょうどいいところにあるので毎回使ってしまう養老サービスエリア。
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レストラン寄路地のたまごサンド880円。和風のあまり甘くないだし巻き卵を使っており優しい味。

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到着。
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佐吉くんの顔はめパネル。顔はめパネル以外でこのキャラクターを見たことがないけどどういう設定なんですかね。石田三成の幼いころをモチーフにしているのは分かりますが。

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駅前の江北図書館。入りたいところですが、開館前なので一旦スルーして先に進みます。

まずは木之本駅前から木之本地蔵院(浄信寺)の前の通りまで歩きます。

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いい看板だ。

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まずは木之本地蔵院を無視して通りを歩いていきます。宿場町っぽい雰囲気が残っていますね。
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牛馬市の里。この辺りは江戸時代には藩の保護を受け、各地から多くの名馬が集まる牛馬市だったそうです。
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馬宿平四郎。山内一豊の妻である千代がへそくりで名馬を用意した結果、織田信長の目にとまって夫の出世のきっかけになった有名な逸話がありますが、購入したのはこの馬宿だそうです。
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リノベーションされた古い建物がちらほら。
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一里塚跡。松の木が生えていたと書かれていますが、塚の跡も松の木も見あたりません。もしかして後ろの枯れ木がかつて松だったものですかね。

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穴師金刀比羅神社。針金で開かないように固定されたゲートがあってこれ以上は進めませんでした。説明もないので、こんぴらさんであること以外の詳細は不明。

これ以上進むと宿場町っぽいエリアから出てしまうので引き返して木之本地蔵院方面へ向かいます。

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●木之本地蔵院
住所:長浜市木之本町木之本944
拝観可能時間:8:00~17:00
休み:無休
675年の創建と伝わる古刹。目の仏様として信仰を集めています。境内の地蔵は秘仏で重要文化財である本尊を模しています。
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300円でお戒壇巡りができます。
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敷地内の浄信寺阿弥陀堂。
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秘仏を模した6メートルのお地蔵様。1894年に作られたものであり、実際の3倍の大きさ。
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身代わり蛙。お地蔵様のつかいであり、眼病患者が回復するよう願をかけ片方の目をつぶって敷地内に住んでいるとされます。
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秋葉権現。秋葉神社から勧請されたもの。

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木之本地蔵院を跡にして通りを散策します。
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冨田酒造。450年以上前に創業した老舗ですが、内部見学は行っておらず、私はお酒を飲まないのでスルー。
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●木之本宿旧本陣(竹内家住宅)
住所:長浜市木之本町木之本941
木之本宿の本陣で、明治時代からは薬局だった町家。登録有形文化財。
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つるやパンのトラックだ。背景と合わせてすごく木之本らしい光景。

●つるやパン
公式HP:https://www.tsuruyapan.jp/
1951年創業のパン屋。サラダパンで全国に知られるようになりました。
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サラダパン。過去から現在に至るまで常につるやパンの看板商品。おにぎりのように食べられる甘くないパンとして、キャベツとマヨネーズを使った総菜パンとして開発されましたが、水分でだめになってしまうためたくあんに変更されました。たくあん特有の臭みがあり個性的ですが味はまとも。

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きのもと交遊館。旧滋賀銀行の建物を活用した、観光客の休憩所兼交流施設。
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ダイコウ醤油。1852年創業の老舗。
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北国街道と北国脇往還との分岐点。北国街道は金沢、北国脇往還は関ヶ原・大垣に至ります。

ここで江北図書館にもどります。

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開館しているので入りましょう。

●江北図書館
公式HP:http://kohokutoshokan.com/
住所:長浜市木之本町木之本1362
開館時間:10:00~16:00
休み:火・水曜日、年末年始 
1902年の杉野文庫を元に1906年に開館した図書館。滋賀県最古であり滋賀県唯一の私設図書館。年間220万円の予算で公立図書館不在の旧伊香郡3町(木之本・余呉・西浅井)へサービスを提供しています。
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古そうな下駄箱。
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懐かしい本がちらほら。
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王さまシリーズとかかいぞくポケットとか懐かしい。王さまシリーズは今ふり返っても面白い。かいぞくポケットってある意味異世界転生ものだけど、最後まで現実世界にもどれていませんでしたね。
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3割くらい名前は知ってるな。
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2階へ。
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開放的だけど心配になるレベルの傷みのある建物。
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いい雰囲気。
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小学校時代に見覚えのある本がちらほら。
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時間が無限にあるなら読みたい本がたくさん。
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同じような写真たくさん撮っちゃうな。
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ホッツェンプロッツ懐かしい。こうしてみると、世界の名作児童書を全然読破できていないことを自覚してしまいます。
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かつて読んだ本の記憶がよみがえってウワーッとなるのを100回くらいくり返している。
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募金を募っていたので100円入れておきました。建物も素敵だし、ここがつぶれて本たちの居場所がなくなるのもまずいので……。

木之本はこれで終わりですが、このあと福井県・敦賀に向かいます。

次回の記事はこちら

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    ゆめにっきファンゲーム
    『GOCCO』公式ブログ
    ゆめにっきのファンゲームを制作させて頂きました。 「ゆめにっき」という単語にピンときた方はこちらのリンクからどうぞ。
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